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院長 阪元 政郎
私は平成10年大学病院退職後、平成11年1月4日厚木市戸室にふたば整形として新規開業し、平成21年6月15日に現在の水引に移転し、運動器リハビリを有する整形外科医院として現在に至っています。最近の外来疾患の動向を見ると特にスポーツ人口の増加によりスポーツ外傷(骨折など)やスポーツ障害(オスグッド病、テニス肘、野球肘、過労性骨膜炎など)が増加傾向にあり、高齢化の加速により加齢による脊椎、膝関節の変形・変性、骨粗鬆症のみならず、ヘルニアや脊柱管狭窄症の患者様も急増している傾向があります。
上記状況に対応すべく、当院では従来の一般的な整形外科疾患(骨折、捻挫、切創、できもの、リウマチ、首、肩、腰、膝などの痛み、骨粗鬆症、小児の先天性疾患など)に対してギプス包帯固定や小外科手術、薬物療法、注射(痛み止め、ヒアルロン酸など)、点滴(痛み止め)、牽引療法、温熱療法以外に、理学療法士が直接介入してリハビリを行う、いわゆる運動器リハビリに力を入れており、理学療法士による運動療法とアドバイスならびに機能的テーピングを追加する事により、早期復帰を可能にしております。殊に老人の方は寝たきりを防止し、自立した生活が可能になり、健康寿命を全うできるように、予防医学の観点より、理学療法は特に力を入れている分野です。
さらに中年以降の慢性疾患には従来の西洋薬だけでなく、副作用が少なく適応範囲の広い漢方薬も取り入れ症状軽減に努めています。また、大学病院時代の経験を生かしてアキレス腱断裂に対しても手術、入院も必要なく外来通院で装具を用いた保存療法を行い、理学療法を併用することにより良好な成績を残しています。
また、当院は中核病院の伊勢原協同病院整形外科と提携しており、脊椎、膝、股関節、手の外科など得意とする分野による外来診療もおこなっています。
入院精査も含め手術療法や神経ブロック療法が必要な患者さまには伊勢原協同病院へ紹介し、退院後も当院で外来診察と運動器リハビリが継続できることも当院の特徴と考えています。今後は、さらなる病診提携を図りつつ、地域医療のために微力ではありますが、貢献できるよう頑張っていく所存です。どうかよろしくお願いいたします。
資格など
医学博士
所属
- 日本整形外科学会
- 日本リハビリテーション医学会
- 神奈川県臨床整形外科医会
論文発表
平成2年
[論文テーマ]
脊椎靱帯骨化症患者の食品嗜好調査と性ホルモン定量
-家系調査および年齢別の比較について-
東日本臨床整形外科学会誌2:309-320,1990
平成6年
東邦大学医学部整形外科講師
[その後の研究テーマ] 手術を行わず「装具」を用いて直すアキレス腱断裂